まだまだスパイ天国

特定秘密保護法を巡るあの狂騒は、今でも脳裏に焼きついて離れない方も多いのではないでしょうか。
すったもんだの末に結局何とか成立はしたものの、この法律ぐらいのものではせいぜいすでに国内に入り込んでいるスパイがちょっとやりにくくなる程度の効果しかありません。

技術立国日本の会社の偉い立場にまでそういった種類の人間が食い込んだ場合、対処は非常に難しいという実例がわかる事件が発覚しました。
軍事用品や兵器に転用可能なものの輸出と言うのは、厳しく禁じられています。その一つが炭素繊維と言うもので、核兵器にさえも応用可能という結構なシロモノです。で、それが化学製品を扱う商社の会長の手により中国に不正に輸出されていたそうです。よりにもよって明日にも日本と事を構えてもおかしくは無い、あの中国にです。そう言えば以前はプレイステーション2なんかも輸出が規制される品の一種でしたね。
日本には現在、スパイがスパイである、スパイ行為を働いたと言う理由そのものにより処罰する法律であるスパイ防止法は存在しません。
その設立への一里塚ではあっても法律そのものには大した威力の無い特定秘密保護法だけでは、スパイ天国と言う不名誉な称号の返上には程遠いのが現状と言わざるを得ないのです。
国会では、安保法制に関する審議が始まっており反対者の方々は「自衛官の命の危険」を反対の理由にしています。
特定秘密保護法反対とほぼかぶる勢力のその方々ですが、兵器技術の流出を抑え自衛官の命に関わるのに繋がる秘密法の時にも反対していたのはどうしてなんでしょうか?
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